第129回(2025/10/05)

皆様こんにちは。とてもタイムリーなのですが、高市早苗さんが、自民党総裁に選ばれる二日前に高市さんも卒業された松下政経塾に行ってきました。
松下政経塾は松下幸之助が理想の社会を実現するために、リーダーの輩出を目指して設立した塾で、初代塾長は松下幸之助さんで、初代塾生には野田佳彦元総理や逢沢一郎衆議院議員、鈴木康友静岡県知事、横尾俊彦佐賀県多久市長、橋川史宏和歌山大学大学院客員教授などがいます。高市さんは5期生で、塾にナナハンのバイクで乗り付けていたそうです。
松下政経塾は4年間の全寮制で3食付きで22歳から35歳の方が入塾でき、なんと年間300万円が支給されます。この資金は松下幸之助の私財の資産運用からの利益で賄われています。いろいろな幸之助さんのエピソードを聞いたのですが、中でも印象に残った3つのエピソードを書きますね。

一つ目は成功した秘訣を聞かれた幸之助さんの答えが「体が弱かったことと、学歴がなかったこと(小学4年生で丁稚奉公に出ている)」であったそうです。この意味は自分は体が弱かったので人(部下)に頼らざるを得ない事、また部下は全員自分より賢い、そのために、部下に教えを乞う、このことが成功の秘訣だと言うことです。またその話を聞いたある塾生が「塾頭、僕は健康で学歴もあるのですが、そんな僕は成功できないと言う事でしょうか?」と質問したそうです。その時の答えが「あほか?こんな体も弱くて、学もない僕が成功したんやから、健康で学もあるお前なら僕の何倍も成功できる!!」と答えたそうです。
二つ目は幸之助さんがある島でセメントを掘るアルバイトをしていた時の船での帰り道船から海に転落したそうです。それに気づいた船が戻ってきて助けてくれたおかげで命拾いしました。普通ならとんでもない目にあったとか大変だったとか愚痴を言いそうなものですが、幸之助さんはなんと自分は運が良いんだと思ったそうです。成功の秘訣は前向きに考えるのも大事かもしれませんね。
3つ目は部下がいろいろな新商品の案をあげてきた時に、必ずいつも最後に「それでその商品でお客さんは喜ぶんか?」と聞いていたそうです。僕もなかなか、理想通りにはいきませんが、前向きに患者さんのためになるのか?を考えてクリニックをやっていきたいと思います。

とても勉強になり、モチベーションが上がった体験をさせていただきました。少しでも皆さんにこの貴重な経験をシェアできれば幸いです。