第120回(2024/08/17)
皆様、こんにちは。今回はクリニックの診察室のベッドの足元にある黒い大きな筆のようなもの?あれは何か?というお話をしたいと思います。
最近よく診察後に皆様から、「ところで、先生あれは何をするものなんですか?」とか「ペダルがついてるけど、何かのトレーニングの機器なのですか?」とか「何かの楽器ですか?」とか質問を受けるので、院長コラムで説明しておきますね。
あの筆のようなものは名前をニンバス2001と言って空飛ぶ箒です。ニンバス2001はニンバス競技用箒会社が開発したクィディッチ競技用の箒で、1992年8月に販売され、前身のニンバス2000よりも高速です。翌年の1993年にファイアボルト(ハリー・ポッターの持つ箒)が登場するまで、最も速い箒でした。
クディッチ(画像引用先:https://www.tvgroove.com/?p=84281)
黒と銀色の外見をしており、回転式のあぶみを備えています。ファイアボルトが登場してからもニンバス2001は多くのクィディッチプレイヤーに使用されており、ドラコ・マルフォイをはじめとするスリザリンのクィディッチチームに愛用されています。映画ではハリー・ポッターと秘密の部屋に登場します。
ハリーとドラコマルフォイ(画像引用先:https://harrypotter.fandom.com/ja/wiki/ニンバス競技用箒会社)
ところで私がこの箒を買った理由なのですが、それはもしも渋滞に巻き込まれて、クリニックの診察に間に合わなさそうな時の非常用の交通手段としてです。それから、来年はクィディッチの試合に出ようと思っているので、その練習用に購入しました。
もちろん、購入した時はとても怒られましたし、クリニックの経費でも落ちませんので、自腹です。しかし、あれをクリニックに置いておくことで、分かる人は分かる。ハリー・ポッターファンの皆様からは絶賛の嵐で、写真を撮って帰られる方もいますし、何より、みんな笑顔になります。
ということで決して無駄使いではなくみんなの役に立っているので、引き続き、診察に置いておきますね。ちなみに私の最終学歴はホグワーツ魔法魔術学校卒です。