頭痛、めまい、しびれなどの脳卒中後遺症に
頭痛やめまい、しびれなどは脳出血や脳梗塞など怖い病気が原因のこともあります。急にこのような症状が起こった場合には緊急に頭部のCTやMRIを行う必要がある場合もあります。
この場合には当クリニックではこれら装置を備えていませんが、当クリニック近くの千葉中央メディカルセンターの脳神経外科にて毎週火曜日は私が、それ以外の日は脳神経外科のスタッフの先生方と連携して緊急検査を行ってもらうことができます。
また、脳卒中後で状態は安定しているが、頭痛やめまい、しびれがなかなかとれないなどの症状も漢方治療をはじめいろいろな治療を駆使することで完全とはいかないまでも症状を軽減できる場合もありますので、いちどご相談いただければと思います。脳卒中の再発予防のための危険因子(高血圧、糖尿病、脂質異常症、不整脈、喫煙など)も内服だけでなく、食事や運動の生活指導にも重点を置き治療させていただきますので、安心して治療をお任せ下さい。
頭痛の多くは一次性頭痛といって脳出血やくも膜下出血、脳梗塞などの脳卒中や脳腫瘍などの悪い原因ではない、つまり頭部CTやMRIなどで異常がない頭痛です。
ではどのような原因が頭痛になるかと言いますと、脳が音や光、におい、ストレスなどに敏感に反応して起こってくる片頭痛、肩こりやストレス、間違った生活習慣などから起こってくる緊張型頭痛、あるいはその合併、神経が刺激されておこる神経痛などです。
それぞれに専用のお薬もありますし、また頭痛自体をおこしにくくする生活指導やお薬もあります。この西洋医学の最先端の治療に、我が国伝統の漢方治療を本格的に取り入れ、その両者の良いとこどりをした頭痛治療が当クリニックの特徴です。
当クリニックのスタッフのほとんどが私の頭痛外来の元患者さん達です。ということは幸いにして私の治療で頭痛がよくなり、クリニックで働いているということがこの治療効果の証明になると自負しております。またスタッフは自分たちが頭痛持ちであることから頭痛の患者さんの辛さを本当によく理解しておりますので、どうぞ安心してお気軽にご相談ください。
入学前、入社前などの各種健康診断、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンなど各種予防接種を行っております。
教育実習や病院実習前の事前の各種抗体検査や予防接種にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
2009年のBMJ(British Medical Journal)に「見た目と寿命の関係」についての論文が載っています。これはデンマークの研究なのですが、平均年齢70歳の双子を追跡調査した研究です。この論文では見た目が若い双子のほうが長生きしたという結論です。老けて見えるほうは早死にする傾向があり、身体機能や認知機能も低下していたとのことです。これは私の推論ですが、確かに同じ双子でも生活習慣などの違いで体が元気なほうが見た目も若く保てると思いますが、逆もしかりできっと若く見える方が周りからの捉えられ方からも精神的にも良い影響があり、それが肉体的にも影響を及ぼすと思うのです。(現に私もシミの治療を行い、シミが消えただけではなく、精神的にも元気になり、その事で肉体的にも元気がでてきたのを体験しました。患者さんからは時々、先生は年齢不詳と言われています。)
漢方でも未病を治すといって病気になる前から漢方薬や養生で病気にならない、健康を保つという概念がありますが、この美容治療も見た目だけではなくて、若くみえることで、精神的にも肉体的にも健康を維持する未病を治す事につながると思います。そこでらいむらクリニックでも美容治療を取り入れる事にしました。ただ、残念ながら、美容、予防治療は現状の医療制度では全額自費診療になるため、当院でも初診(写真撮影やカウンセリングを含める)3千円、再診千円と各施術料に消費税がかかります。