第34回(2017/07/06)
以前は毎月1日の映画の日にはよく映画を見に行っていたのですが、ここ最近は忙しくてなかなか映画を見に行くことができていませんでした。
7月の最初の日曜日、とても見たい映画があったので、朝一番から映画をみてきました。タイトルは「花戦さ」です。
これは本能寺の変で織田信長が倒れた後の豊臣秀吉が天下人となった時代に実在した京都の花僧である池坊専好が、利休に切腹を命じたり、次第に圧政をしいる秀吉に刃ではなく、花をいけることによって戦いを挑むというエンタテイメント時代劇です。
織田信長に中井貴一、池坊専好に野村萬斎、豊臣秀吉に市川猿之助、千利休に佐藤浩市という豪華俳優陣です。どのようにして秀吉を打ち負かすかはぜひ映画をご覧ください。久しぶりにとても面白く、勇気と元気をもらう感動の映画でした。
華道というと女性の花嫁修行のイメージがあるかもしれませんね。
もともとは仏様へのお供え花からきており、この映画にもでてくる花僧(男性)のものだったのですね。いけばな発祥の地とされる京都の六角堂には聖徳太子が沐浴した池があり、そのほとりに僧侶の住坊があったことから池坊と呼ばれるようになったとされています。
らいむらクリニックでも漢方を武器に皆様それぞれの困りごとに共に戦いを挑んでいきたいと思っております。これを期に映画を見に行く日を増やしたいと思いました。ぜひ、皆様もいろいろな映画をみて元気になってください。それで面白い映画があったら私に教えて下さい。