第119回(2024/08/17)
皆様こんにちは。
パリオリンピックが終わりましたね。閉会式も含め、夜中から朝までずっと家にいる時はテレビを観てしまいました。
終わってみればメダル獲得数は1位アメリカ合衆国が126個、2位中国が91個、そして日本が堂々の3位の45個で、海外開催では過去最高のメダル獲得数でした。アメリカの人口が3億3,650万人、中国は14億人、日本は1億2,396万人この人口差でのメダル獲得数はすごいですよね。
様々な競技がありましたね。個人競技、団体競技どれも素晴らしくてテレビに釘付けでした。メダルを獲得した種目でみると競泳、近代五種、ゴルフ、柔道、スケードボード、スポーツクライミング、セーリング、体操、卓球、飛び込み、馬術、バドミントン、フェンシング、ブレイキン、陸上、レスリングと多岐に渡ります。コロナ禍での練習は選手達にとっては、とても大変な道のりであったと思います。そして、自国開催ではなく、時差や気候、環境が違うパリでのメダル獲得です。本当に感動しました。
この大変な道のり、高い壁を乗り越えたからこその偉業であったと思います。マハトマ・ガンジーの言葉に「高い壁を乗り越えた時、その壁はあなたを守る砦となる」という言葉があるのですが、まさにその通りだなと思いました。
少し話は変わるのですが、サッカーワールドカップのドイツ大会で優勝したなでしこジャパンのキャプテンであった澤穂希選手が、北京オリンピックの試合中に「苦しくなったときは私の背中を見て」とチームメイトに声をかけたそうです。
これは後日澤選手がインタビューで答えていた内容なのですが、「苦しい時間帯はみんな同じなんです。だけど、その苦しい時こそ、私は最後まで諦めない。絶対に走り続けるというキャプテンシーがありました。でも、言葉だけでは説得力がないですし、自分も口だけの先輩は嫌だと思うので、行動で示すために究極の時にこの言葉をかけました」とのことです。
これを聞いてどうでしょう?僕自身も含め、皆さんは、自分の家族や同僚、部下に苦しい時は私の背中を見てと言える行動ができているでしょうか?毎日では無理でも、時には頑張っている姿、自分の背中を見せる必要があるのではとモチベーションが上がりました。
この原稿を書いている時点でもうすぐパラリンピックが始まります。またこれも楽しみです。寝不足になって体調を崩さないようにはしたいと思います。皆様もぜひパラリンピックの応援、観戦お楽しみくださいね。