オニの話|千葉市若葉区千城台の内科・外科・脳神経外科・漢方内科(保険診療)のらいむらクリニック

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第17回(2016/02/05)

オニの話

早くもお正月がおわって、2月ですね。2月の伝統行事の一つに節分の豆まきがありますね。
節分とは各季節の始まりの日(立春、立夏、立秋、立冬)の前日を指し、節分とは季節を分けるという意味からきています。この季節の変わり目には邪気(邪鬼)が生じやすいと考えられ、この邪気を追い払うために、豆をまいたのが、現在の節分の豆まきとして伝わってきています。

この豆まきに登場する鬼(オニ)と言えばどのような姿を思い浮かべますか?
きっと黄色い角が生えて、髪の毛はもじゃもじゃ、赤ら顔で寅柄のパンツをはき、棍棒をもっている姿を思い浮かべるのが一般的だと思います。実はこの鬼の姿は日本特有のものなのです。

オニの話

中国では鬼(キ)というのは気と同じで目にみえない霊や魂と同じようなもので、その中でも悪いものと考えられているため、姿、形のないものなのです。
その鬼(キ)ですが、中国では北東からやってくると考えられ、その方角を鬼門として、さまざまな災厄が入り込む方角として嫌いました。これはおそらく、当時の中国の王朝が北東から進入してくる騎馬民族などに悩まされていたことなどとも関係していると思われます。

この概念が日本に入ってくると北東は日本では十二方位でいうと丑(うし)寅(とら)にあたります。
それで、鬼の黄色の角は実は牛の角でパンツの柄は寅柄なのです。面白いですね。

私の大好きな日本人の鬼(オニ)の考え方があります。
西洋の悪魔や中国の目に見えない鬼(キ)は退治して排除すべき存在です。
ところが日本の鬼の伝説の多くは、はじめは悪さをしていた鬼も退治されて排除されるのではなくて、調伏されて改心し味方になってしまうのです。実際に一部地域の神社やお寺によっては鬼を祀っていて、節分の豆まきの際にも「福は内、鬼も内」としている所もあります。

最後にとても面白い鬼さん達を紹介したいと思います。
それは奈良の興福寺の国宝である天燈鬼と龍燈鬼です。
天燈鬼は左肩に燈籠を乗せ、龍燈鬼は頭に燈籠を乗せています。これは悪さをして四天王に踏みつけられていた邪鬼が改心し立ち上がって灯明をささげ、仏法の光で闇を照らしている姿なのです。

この悪いものも、味方につけて闇を照らす光にかえてしまうという考え方がとても大好きで、私も見習いたいものだと思っております。小さい頃は悪ガキだった私も、今は改心して、病で苦しむ人達に少しでも光を照らしてあげられる存在になれればと思っております。

インフルエンザが急な流行をみせています。うがい、手洗い、マスク、十分な休息と規則正しい生活をこころがけ、万が一体調がおかしい場合には早い目に受診されてください。

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