第121回(2024/11/01)
10月に1週間お休みを頂き、第83回日本脳神経外科学会学術総会と第63回十四大都市医師会連絡協議会に参加してきました。
10月の16日から18日に横浜で行われた脳神経外科学会では最近の新しい検査方法や治療方法など色々と勉強になったのですが、診断や治療方法の決定にAI(人工知能)やDXの活用が話題になっていました。もう一つは脳神経外科医を含めて医師の働き方改革や若手の育成の問題が取り上げられていました。
次に10月19日・20日で同じく横浜で行われた十四大都市医師会連絡協議会では日本医師会会長の松本吉郎先生から医師偏在・診療科偏在も含めた医師会を取り巻く未来の予測と今後の方針についてお話を伺いました。日本医師会では各都市における医師の偏在や診療科の偏在のデータを詳細に把握しており、今後どうしていくかの日本医師会の方針を伺いました。千葉県は都市部と田舎で偏在が極端で、色々と考えていく必要があると痛感しました。
またその後の分科会では医療DXについての勉強会に出席したのですが、私が担当している健診の分野(こう見えても、どんな風に見えてるかは不明ですが?僕は千葉市医師会の健診事業担当の成人保健担当理事です)では現在各都市ごとに決めている問診票の詳細やデータの解析方法などを数年のうちに国で統一して、ビッグデータを一元的に解析できるようにして、健診の受診率や精度の確実性を上げることにつなげる計画が話合われました。また医師のスケジュール管理などにもDXを活用する案などもあり、勉強になりました。
今回得た知識は今後の医師会活動に繋げていきたいと思いました。クリニックの診療にも学会で得た知識を活かしていきたいと思います。1週間のお休みの間に、クリニックの換気扇、エアコンは分解掃除をしておりますので、冬の暖房もご安心くださいませ。皆様にはクリニックの1週間のお休みにご協力頂きありがとうございました。