第37回(2017/10/06)
9月のはじめと終わりに機会があって信州は長野と松本に頭痛と漢方のお話などをしに行ってきました。
9月初旬の長野は東京から新幹線あさまで約1時間40分であっという間です。
長野の駅のすぐ近くにはあの江戸時代から「一生に一度は善光寺詣り」といわれる善光寺があります。
あまりに駅近に立派なお寺があってびっくりしますが、よく考えると元々善光寺さんがあった所に新幹線の駅を造ってしまったのですね。
現地について私がすぐに「やっぱり長野は涼しいですね!!」と言ったところ、現地のスタッフさんから「今日の長野は暑いですよ!!」と言われてしまいびっくりしました。とても空気が澄んで、もやっとした感じがなく、さわやかでした。山登りなどの外国人観光客も多く大変賑わっていました。講演は無事に終了し、帰りに駅前で老舗のお店で蕎麦会席と地酒を頂き長野を堪能してきました。
また9月の終わりには今度は新宿から狩人の歌で有名な特急あずさに乗って松本に行ってきました。
残念ながら歌で有名な8時ちょうどのあずさ2号は現在スーパーあずさ5号になっています。新宿から約2時間50分で松本です。松本に到着すると行ったことのある人は分かると思いますが、独特のどこか懐かしい感じのイントネーションで「松本〜♪松本〜♪」とアナウンスが流れ、ああ、松本に来たんだなあと実感がわいてきます。
松本は前泊させて頂き、その夜は松本の名物山賊焼き(長野県中信地方の塩尻市や松本市の郷土料理で、鶏もも肉を、すり下ろしたニンニクやタマネギを効かせた醤油タレに漬け込み、片栗粉をまぶして油で揚げた唐揚げ)や出始めの松茸を頂いてきました。信州と言えばりんごジュースと思ったのですが、お店の人のおすすめで信州トマトジュースを頂きましたが、これもとても濃厚で美味しかったです。こちらも無事に講演をすませ帰りはタクシーの運転手さんと現地スタッフさんのはからいで松本城を1周して頂き、松本からワイドビューしなので一度長野に出て、長野から新幹線はくたかで東京経由で帰ってきました。
この松本から長野に向かう途中に姨捨(おばすて)という駅があります。姨捨という名称からどんなにうら寂しい場所かと思いきや上杉謙信と武田信玄が合戦を繰り返した川中島の戦いで有名な善光寺平と千曲川、棚田を見下ろす日本三大車窓のひとつにも選ばれた絶景の場所でした。おかげさまで9月は長野の美味しいものを食べて、絶景を見てリフレッシュさせて頂きました。
お忙しい中、講演に来て頂いた先生方、講演の準備をしてくれたスタッフの方々に感謝します。
これから紅葉もはじまり、絶好の観光シーズンですね。山だけではなく、他にも軽井沢やスキー、温泉など長野には見所がいっぱいです。ぜひ、皆様も長野に行ってみて下さい。
お土産には八幡屋磯五郎の七味を買ってきました。これを自宅でもカップ麺のどん兵衛などにかけるととても高級な味になっておすすめです。ぜひ、皆様もお試しあれ。